とりあえず萌えたものについて書いてこうかな
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
お返事不要だったので独り言(笑)→ちーさん><ありがとうございますーTT あれは後日談です絶対そうです間違いないです(力説)
さあ、独り言も終わったところで(笑)
ミスターブレインのリンダくんにはらはらしながら(関係ないし)今週の銀魂!
ていうか、続きからものすごい空気読めてない(笑)、すんげー深読みした、こうだったらいいな銀妙的SS(笑)
神楽と戦闘を開始していた沖田が、不意を突いた。
「姐さん、覚悟してくれぃ」
神楽対沖田 土方対九兵衛 さっちゃん対ゴリラ 月詠対銀時
その攻防を高みの見物と決め込んで、眺めていたお妙は、神楽の攻撃をかわし、突如眼前に躍り出た沖田をちらと一瞥した。
「あ、姉上!」
男VS女の構図にありながら、なお、隠れた位置から戦いの成り行きを、はらはらしながら見つめていた新八は、姉の身に降りかかるであろう災難に、度肝を抜かれる。
真選組一腕の立つ、といわれる沖田が、本気で刀を振るえば、女のみであるお妙に敵うわけがない。
そう、瞬時に感じた新八は、姉上ぇぇぇぇぇぇ、と絶叫しながら、絶対に届かない手を差し伸べた。
その瞬間である。
「散れ」
「!?」
お妙を中心に「力」が爆発し、刀を構えていた沖田が、後方に吹っ飛んだ。
「!?!?!?!?!?!?」
男子全員の眼差しが点になる。
「お・・・・・おいおいおいおい」
ざーっと顔面蒼白になった銀時が、打ちこまれたくないを振り払って、片頬をひきつらせる。
「あのアマ・・・・・気合だけで沖田君をふっ飛ばしたぞ・・・・・」
遠くで近藤が沖田の名を、悲鳴交じりに叫んでいる。
「お、おい万事屋・・・・・ありゃなんだ?人間か?」
同じように九兵衛からの切り込みを交わして銀時に歩み寄る土方が、咥えたタバコを取り落とし、悲壮な顔で銀時を見る。
「化け物だ」
「何か言ったかコラ」
絶対化け物だ。間違いなく化け物だ。
そう告げる銀時の背後で、ごおっと「気」が高まり、爆風に着ていた着物の裾がはためく。たたらを踏んだ銀時が、きしんだ音を立てて振り返ると、放出される自らの力の中心で、お妙が静かにこちらを見つめていた。
「弱い・・・・・弱すぎるな、愚民共」
「何のキャラ!?怖いんですけど!」
ていうかお妙!!!!
力と勇気(そんなものあったのか?)を振り絞り、銀時は洞爺湖を構えなおすと眼光鋭くお妙を睨みかえした。
「あんま男なめてっと、痛い目見るぞ?」
「冗談は顔だけにしろ」
「古いわ!!誰も知らないから、そんなネタ!!!」
銀時と対峙するお妙に、「姉御ーっ!!!一生付いてくネーっ!!!」と神楽の黄色い声が飛ぶ。
「旦那ぁ・・・・・こりゃ分が悪いですぜぃ」
「ああもういいから、沖田君。血みどろで起き上がらないでくれる?ゾンビみたいで怖いんだけど」
「総悟が気合だけでこの様か・・・・・勝てる気がしねぇな・・・・・」
「それに喧嘩売れるとは・・・・・尊敬しやすぜぃ旦那」
「心安らかに死ね、万事屋」
「外野うるさいんですけど!?」
じり、とお妙との距離を測っていた銀時は、勝手に好き勝手ぬかしだす沖田と土方に、わめく。
「良い機会だから教えてあげましょうか?本当の一位の力を。」
にっこり笑うお妙に、銀時は「おねーさん、そんなハッタリは通用しないよ?」と銀時が冷や汗を滲ませて笑った。
「だてにジャンプで主役張ってるわけじゃねえんだからな、俺は。そのジャンプの主役で一位だよ、俺。すげくない、俺」
そんな俺に、6位のお前が勝てると思うのか?
ひきつった笑みを浮かべる銀時に、お妙はふっと小さく笑った。
「銀さん。貴方は重要なことを見落としてるわ。」
「!?」
「本当の一位が何なのか。そして、私たちダイヤモンドパフュームが目指す頂点がどこにあるのか」
まあでも、貴方はそれを知ることは出来ないでしょうね。
くすくす笑うお妙に、「頂点だぁ?」と銀時が返す。
「俺をぶちのめして、一位として君臨すんのがお前の考えじゃねえってのか?」
銀時の台詞に、お妙はただ、神々しく笑う。
「そう・・・・・だった。私もそう、考えていた。でも違うんですよ、銀さん。こんなところで争うのはほとんど無意味になってきたんですから」
「?」
眉間にしわを寄せる銀時に、さらにお妙は語を繋いだ。
「銀さんが一位だろうがなんだろうが、私たちはしったこっちゃないのよ」
「何?」
今まで散々人気投票にすったもんだしていたくせに、お妙はいっそ、すがすがしい笑みを浮かべている。それが却って不気味で、銀時は大量の冷や汗が背中を伝うのを感じだ。
「私たちは目先の小さな世界にとらわれていた。キャラクター人気投票という、小さな世界にね」
でも、よく目を凝らしてみてごらんなさい?
すっとお妙は両手を広げて見せた。
「私たちが今、どこにいるのか」
「?」
どこって、かぶき町じゃねぇのかよ?
周囲を見渡してそういう銀時に、お妙は「これだから銀さんは」と盛大な溜息をついた。
「そんな人間だから、所詮一位どまりなのよ」
「?」
「見てごらんなさいな?ここがどこなのか。」
ここが、どこ、なのか。
その台詞に、はっと銀時が目を見開き、愕然とした様子で周囲を見渡した。
「ま、まさか・・・・・!?」
「そうよ、銀さん。私たちは目先のキャラクター人気投票に心を奪われ、戦いに明け暮れていた。その所為で・・・・・」
「そんな・・・・・!?」
みるみるうちに青ざめる銀時に、お妙はそれはそれは美しく微笑んだ。
「作品のアンケート結果がどん底まで落ちてきてるのよ?」
なんだとぉぉぉぉぉぉ!?!?!?!?!?!
「こんな結果の漫画の一位。うふふ、銀さんにお似合いですね。」
「んなああ!?お、おいー!?先週は結構好調だったんじゃねぇのか!?なんで今週こんな結果なんだよ!!!」
「もう分ったでしょう?私たちがどこを目指しているのか」
ま、まさか・・・・・!?
「目指すは、ワン○ースの一位よ!!!!!」
「!!!!!!!!!」
さ、神楽ちゃん、この駄目漫画の主人公を片づけて海賊船に乗りに行きましょう?
わーい姉御ー!海賊って三食ふりかけご飯アルか?
「おいーっ!!!!待てお前ら―っ!!!それはだめだ!!よその漫画をあれでなにしたらほんとマジで編集から怒られるから!!!!」
「あら、大したことないわ。ちょっとサイボーグにするだけだから」
「なにをだああああああああ!!!!!」
「お妙さああああああんっ!!!!!」
その瞬間、銀時の声にかぶって絶叫が響き渡った。
見れば近藤が、涙に濡れた「全裸」でこっちに向かって走ってくる。
「そんな・・・・・おかーさんは許しませんよ!!!違う漫画の子になるなんてえええええええ!!!!!」
お妙さんは、銀魂に必要な人間なんです!!!
行かないでお願いプリーズ!!!!!!
ばっと飛びかかった近藤は、次の瞬間、お妙から放出されていた「気」に触れて、「じゅっ」と音を立てて黒こげになった。
「ゴリさァァァァァン!!!!」
「でもそうね。こんな駄目漫画は、いっそ駄目主人公とともに、永遠にジャンプの歴史から消えるべきね」
「まて・・・・・お妙・・・・・それはどういう・・・・・」
にじり寄るお妙と距離を取る。拳を構えるお妙がもはや「にっこり」としか言いようのない笑みを浮かべた。
「最近では経済状況が悪化してますから。要らない人材と要らない漫画は切って捨てないと」
「どこの鬼経営者!?」
「こんな漫画、主人公とともに滅びるべきね」
「待て、お妙・・・・・銀魂が滅んだら、一緒にお前も滅びかねんぞ!?」
「心配いりません。私くらいの世界ランク6位はどこでも即採用の即戦力ですから」
「何の世界ランク!?ゴリラの世界ランク!?」
「美女の世界ランクです」
繰り出されるお妙の拳を、必死にかわすも、少しだけ触れた気の所為で、あっけなく銀時は吹っ飛んだ。
「くっ・・・・・なんなんだよ、一体!?」
「作品人気の低い主人公の力なんてたかが知れてるのよ」
「ぎ、銀さん!!!」
そこで新八の悲鳴がこだました。
「た、大変です!!!アンケートの数値がみるみるうちに低下して・・・・・!!このままだと、確実に来週打ちきりです!!!」
「くそっ・・・・・お妙!!!」
あと一歩で、この一位を抹殺できる。
笑みを浮かべるお妙に、銀時は必死で叫んだ。
「いいか・・・・・よく聞け・・・・・一度しか言わない」
「最後の悪あがきですか?流石、打ち切りされる漫画の主人公だけありますね」
「打ちきりだろうが、人気投票が最下位位だろうが」
「?」
急激に、銀時の力が強まっていく。それに気づいたお妙は、思わず目を見張った。
「誰が何の漫画が好きだとか、どれが今はやりだとか、カンケーねえ」
きっとお妙を見据える銀時の力が、ジャンプの主役らしく、目にまぶしい光を放った。
「俺は俺が好きなもんを好きなだけ、好きな時に貫くだけだ」
「!?」
「一位だろうが、六位だろうが、十五位だろうがカンケーねえ!」
俺は、お前――――
その瞬間、「外」から爆発音が響き。
振り返った全員が見た。
「あ」
某サイボーグがすごい音を立てて爆発したのを。
そしてその煙の向こうに一つの影が。
「あ、あれは・・・・・愚鈍そ」
ぶつん、と辺りは真の闇に包まれ。
世界は終わりをつげ。
結局、暗闇に取り残された全員が必死になってアンケートを出したお陰で、ようやく、他の漫画を制圧することなく、この戦いは終息を見た・・・・・のであったそうな。
妙に今週の掲載順位が低かったので(先週面白かったのに何故・・・・・と/笑)もしかしたら、来週は一番最後で、こういう展開になったらおもしろいなぁ、と思っただけ。
色眼鏡見地から、「俺はお前」の台詞を入れてみた(笑)
銀さんにオンリーワンと言わせたかっただけです。
そして色々スイマセン(土下座)
PR